お金を気にする薬剤師

薬剤師
薬剤師
薬剤師のパートと正社員で得なのはどっち?
パートと正社員の違いって気になるよね?具体的な給料も紹介しながら、解説するよ!
薬剤師マン
薬剤師マン
  • 薬剤師のパートと正社員のリアルな給料
  • 薬剤師のパートとして、時給で稼ぐメリットデメリット
  • 薬剤師の正社員として、固定給で稼ぐメリットデメリット
  • 薬剤師でパート、正社員かで迷っている声
  • 薬剤師でパート、正社員の選び方

をまとめました。

 

薬剤師のパートと正社員で得なのはどっち?

  • 長期的にみると収入が安定している正社員が得

給料袋
正社員は、年収が決まっているし、パートのように、急に解雇されることもありません。

ボーナスが出るのも、正社員ならでは。長期的にみると、収入が安定している正社員が得になります。  

 

  • 勤務時間的に、パートでしか働けない時は、パート一択

正社員として働くのが難しい人でも、パートなら短い時間だけ働けます。短時間しか働けない人は、パートとして働くことになりますね。  

 

  • 場合によっては、正社員よりもパートの方が稼げることも

正社員で働いていると、職場によっては、サービス残業が非常に多いこともありますよね。時給換算にすると、パートよりも正社員の方が安くなってしまうこともあるようです。  

 

薬剤師のパートと正社員のリアルな給料

月収の具体例

  • 薬剤師のパートの月収は、約35万円

お金の計算 パート薬剤師の平均時給2196円で月収を計算してみました。

パートで1日6時間、週4日勤務の場合は月収約21万円 1日あたり2196円×6時間=13176円。 月収は13176円×16日=約21万円になります。

子育て中の薬剤師の月収に近いですかね。

パートで1日8時間、週5日勤務の場合は月収約35万円 1日あたり2196円×8時間=17568円。 月収は17568円×20日=約35万円になります。

いわゆる、フルタイムパートの月収ですね。  

 

  • 正社員の平均月収は約38万円

正社員の場合は、勤務先の業種によって差が出ることが多いようですが、平均すると月収約38万円。 住宅手当や家族手当など、いろいろな手当てが支給される場合が多いので、正社員はパートよりも高めの月収になるようですね。

 

年収の具体例

  • パートで週5日勤務の場合は、年収約420万円

パートで1日6時間、週4日勤務の場合は年収約252万円 1日あたり2196円×6時間=13176円。 月収は13176円×16日=約21万円。 年収は約21万円×12ヶ月=約252万円になります

子育て中の薬剤師の年収に近いですかね。

パートで1日8時間、週5日勤務の場合は年収約420万円 1日あたり2196円×8時間=17568円。 月収は17568円×20日=約35万円。 年収は約35万円×12ヶ月=420万円になります。

いわゆる、フルタイムパートの年収ですね。  

 

  • 正社員の場合は年収約544万円

正社員の平均年収は、勤務先の業種によって違います。

  • ドラッグストアは年収約575万円
  • 調剤薬局は年収約525万円
  • 病院は年収約500万円

正社員の場合は、業種選びが年収アップのポイントのようですね。

 

薬剤師のパートとして、時給で稼ぐメリットデメリット

良い面

短時間の勤務が可能

時計 子育てや健康面の不安などで、正社員では家庭と仕事の両立が難しい人も、パートなら短い時間だけ働けます。正社員の場合は、勤務時間の短縮は難しい場合が多いです。  

 

仕事を掛け持ちできる

パートの場合、日中と夜間、平日と土日祝日など、職場を掛け持ちして勤務することが可能です。場合によっては、正社員以上の収入を目指すこともできますよ。  

 

通勤時間を短くできる

雇用契約時の取り決めにもよりますが、パートは基本的に異動や転勤がありません。通勤時間にはお給料が出ないので、なるべく短くしたいですよね。  

 

悪い面

ボーナスが出ない

パートである以上、給与は時給分のみになってしまい、ボーナスなどの特別手当は、残念ながら貰えません。  

 

勤務時間が希望通りにならないことがある

パートの勤務時間は、正社員の時間を確保したうえで決まります。場合によっては、人手が足りてしまっていて、希望していた日に働けないケースがあります。自分で想定していた勤務時間よりも、実際の勤務時間が少なくなってしまい、収入が思うように得られないことも。  

 

雇用が不安定

パートは、経営状況などを理由にいきなり解雇されることもあります。長期間安定して働き続けられる保証がないという不安があります。 最初に契約した時給よりも、更新時の時給が下がるといった可能性もあるので要注意。  

 

薬剤師の正社員として、固定給で稼ぐメリットデメリット

良い面

ボーナスや手当がもらえる

ボーナス 正社員にはボーナスが支給されます。支給方法や支給金額は、職場によって違いますが、基本的には7月と12月の年2回です。

 

福利厚生がしっかりしている

住宅手当や家族手当などの、福利厚生を活用できるのも、パートにはない大きなメリット。福利厚生は正社員だけに適用され、パートだと一部しか恩恵を受けることができないことが多いです。  

 

収入が安定している

正社員は、年収が決まっています。将来の収入の予想を立てやすいのが、正社員のメリット。  

 

悪い面

サービス残業

雇用条件や職場の環境にもよりますが、職場によっては、サービス残業が非常に多いところもありますよね。正社員なのに、時給換算にすると、パートよりも安くなってしまったという事例もあるのです。  

 

通勤に時間がかかる

契約時の取り決めにもよりますが、正社員は基本的に異動や転勤を断ることができません。通勤に時間がかかると、実際の拘束時間が長くなってしまいますよね。  

 

パート・アルバイトでの副業が難しくなる

管理薬剤師は、他の店舗で勤務することが禁じられています。

なので、管理薬剤師として働く場合は、副業自体ができなくなります。会社の規定で、正社員の副業が禁止されていることも多いようです。  

 

薬剤師でパート、正社員かで迷っている声

都市部はパートの時給が低い

悩む人

都市部のパート薬剤師の時給は、下がり気味との情報が。 やはり正社員に比べると、パート薬剤師は収入が不安定なようです。  

 

正社員は給料が仕事に見合わない

正社員として働いているけど、給料が仕事の内容に見合ってないという声です。

仕事選びの際は、職場環境をしっかりチェックした方が良さそうです。  

 

情報収集が難しい

給料を考えると、薬局かドラッグストアで働きたいけど、情報収集はなかなか難しいという声です。

リアルな給料事情、知りたいですよね。  

 

薬剤師でパート、正社員の選び方

薬剤師でパートとして稼ぐべき人

短期間で一気に稼ぎたい人

時計とお金
パートなら仕事の掛け持ちができますし、短期間だけ働くことも可能です。短期間で一気に稼ぎたい人は、パートとして稼ぐのが良いでしょう。  

 

短時間しか働けない人

フルタイムの勤務が難しい人でも、パートなら短い時間だけ働けます。

正社員の場合は、1日8時間程度の勤務が義務づけられている場合が多いので、短時間しか働けない人は、パートとして稼ぐのが良いでしょう。  

 

仕事を掛け持ちしたい人

パートの場合、日中と夜間、平日と土日祝日など、職場を掛け持ちして勤務することが可能です。仕事を掛け持ちしたい人は、パートとして稼ぐのが良いでしょう。  

 

薬剤師で正社員として稼ぐべき人

安定した雇用を求める人

パートとは違い、経営状況などを理由にいきなり解雇されることはありません。

長期間安定して働き続けたい人は正社員として稼ぐのが良いでしょう。  

 

福利厚生を利用したい人

子どもがいる人は、家族手当がある場合がありますし、条件に当てはまれば住宅手当が支給される場合もあります。

福利厚生を利用したい人は、正社員として稼ぐのが良いでしょう。  

 

安定した収入がほしい人

正社員は、年収が決まっています。賞与が出るのも、正社員の薬剤師ならではのものです。

安定した収入がほしい人は、正社員として稼ぐのが良いでしょう。  

 

まとめ

まとめ

  • 薬剤師は、長期的にみると、収入が安定している正社員が得
  • 正社員の方がパートよりも給料が良いことが多い
  • 正社員の条件に合わない人でも、パートとして時給で働けば意外と稼げる
  • 正社員として固定給で稼ぐときは、サービス残業と副業禁止に注意
  • 給料の満足度は、職場環境によって色々という声も
  • 条件が合う人は、正社員として働こう