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新人薬剤師の本でおすすめは?
新人薬剤師におすすめの本を紹介するよ!小児科、皮膚科、精神科別に読むべき本も解説してみました。
薬剤師マン
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  • 新人薬剤師のおすすめ本
  • 配属別の新人薬剤師が読むべき本
  • 本を選ぶ時のコツと注意点

をまとめました。

 

新人薬剤師の本でおすすめは?

薬効別 服薬指導マニュアル

調剤薬局勤務の人におすすめ

調剤薬局

具体的な服薬指導が勉強できる本です。特に大病院の門前薬局など、業務量が多くて、勉強に多くの時間をさけない環境の薬剤師におすすめです。

知らない薬を調剤する時や、服薬指導をする時に、この1冊で完結できる内容になっています。

 

内容はとても実践的

服薬指導のポイントとして、

  • 患者向けの噛み砕いた説明文
  • 薬剤師向けの作用機序

の両方が書いてあります。

使用上の注意や使用禁忌、患者さんに確認するべき症状まで全て記載されているので、そのまま服薬指導に活かすことができます。

https://item.rakuten.co.jp/hmvjapan/8841882/

 

薬局ですぐに役立つ薬の比較と使い分け100

患者の疑問に答えられる本

患者から、
「この前の薬とどう違うの?」
「薬が変わったけど、効果の違いは?」
と聞かれると、ドキッとする人も多いと思います。

この本は、そんな悩みを解決してくれる、新人薬剤師必見の勉強です。エビデンスを元に書かれているので、自信を持って患者さんに説明できるようになりますよ。  

 

よく出る薬の使い分けを網羅

  • 血圧の薬
  • コレステロールの薬
  • 血液をサラサラにする薬

などは、日常の仕事で良く出会う薬です。 この本には、

  • 薬の使い分け
  • 服薬指導の内容
  • 疑義照会の時の提案

について、分かりやすく書かれています。  

https://item.rakuten.co.jp/booxstore/bk-4758109397/

 

薬剤師レジデントマニュアル

ポケットに入るコンパクトサイズ

新人薬剤師におすすめのマニュアル本です。わざわざ周りを探さなくても、ポケットから瞬時に確認できるので便利です。コストパフォーマンスも良いので、とりあえず購入しておいて損はありません。

 

重要項目が簡潔に書かれている

病気について、基本的なことが幅広くカバーできる内容です。服薬指導や、副作用のモニタリングについても、具体的な薬を出してシンプルに書かれています。

また、

  • 腎機能や肝機能障害時に考えるべきこと
  • 高齢者に対しての評価の仕方や注意点
  • 検査値の判断

なども書かれていて、一冊で全ての場面で活躍する本です。

https://item.rakuten.co.jp/hmvjapan/8642027/

 

薬局で使える実践薬学

とにかく読みやすい

月ごとに単元が分かれていて、架空の人物を使って、対話形式で書かれているので読んでいて楽しいし、分かりやすいです。

その薬を飲んでいる人からすると、薬剤師なら知っていて当たり前と思われそうな質問なのに、ふと患者さんから問われたらパッとは答えられないような質問を元に構成されているので、興味をもって読み始めることができます。

 

本が大きいので注意

デメリットは、とにかく本が大きいこと。持ち運びには不便です。価格も高めです。

https://books.rakuten.co.jp/rk/02157ae86f433916af67608472babec6/

 

保険調剤Q&A

保険薬局で勤務するなら必須本

保険調剤のルールは、保険薬局で働く新人薬剤師は必ず知っておいたほうがイイです。これ1冊だけでいいから、面倒くさがらずに、しっかり読んでおきましょう。

 

保険調剤についてはこの1冊でOK

保険調剤のルールがわかりやすくまとめられています。これさえ読んでおけば

  • 「自家製剤加算」
  • 「一包化加算」
  • 「計量混合加算」

などの加算についてマスターできます。基本的なルール から、過去に疑義解釈がでた微妙なルールまで、しっかりと解説してくれていますよ。  

https://item.rakuten.co.jp/hmvjapan/8813058/

 

小児科配属された新人薬剤師が読むべき本

実践 小児薬用量ガイド

小児量を調べるにはこの1冊

こども

小児量は添付文書に記載がある薬と、そうでない薬があります。ものによっては、添付文書を見ただけでは解決できない場合も多いので、小児科配属された人は、専門書を1冊持っておくと安心です。

当直の医師から小児量を問い合わせされることもあるので、その場でパッと解決できる本はとてもありがたいです。

 

漢方薬や外用剤の小児量も分かる

漢方薬の小児量や、外用剤に関しても網羅しています。

この本一冊で、小児科の用量に関して強くなれる事は間違いなし。大きな病院では、漢方などの珍しい薬が、小児に処方されることもよくあるので、現場でとても役に立つ本です。

https://item.rakuten.co.jp/hmvjapan/10729084/

 

極める! 小児の服薬指導

小児の服薬指導マニュアル完全版

小児への服薬指導が、分かりやすく、実践に即した形でまとめられています。

子どもに薬を飲ませるお母さんの抱える、様々な不安や不信、不満などを解決していく事ができる、きめの細かい情報が詰まっています。

 

そのまま患者さんに渡せる資料あり

たくさん載っている指導せんは、webサイトからPDFを入手して印刷すれば、そのまま患者さんのお薬手帳に貼ったりすることもできます。

新人薬剤師でも、お母さんに感謝されること間違いなしです。

https://item.rakuten.co.jp/hmvjapan/8530201/

 

皮膚科配属された新人薬剤師が読むべき本

マイスターから学ぶ皮膚科治療薬の服薬指導術

皮膚科の病気も治療も分かる

塗り薬

この本1冊で、皮膚疾患の基礎知識から薬物治療までしっかりと網羅されています。

とりあえず幅広く皮膚科の勉強をしたい新人薬剤師におすすめです。

(楽天で取り扱いなし)

 

ジェネラリスト必携! この皮膚疾患にこの処方

写真が多い

写真が豊富で、よく使われる薬は、製品の写真も載っているので、治療のイメージがしやすいです。

 

  • 治療法重視で学びたい人に

皮膚科の治療のコツを「外用薬の使い方」から「スキンケアのコツ」まで、詳しく解説してくれています。これ1冊読めば、最低限押さえておきたい皮膚科治療のスキルが身につきます。

https://item.rakuten.co.jp/hmvjapan/9721634/

 

精神科配属された新人薬剤師が読むべき本

精神科の薬がわかる本

精神科の薬が網羅されている

カプセル

薬品名や効能だけでなく、効果と副作用が解剖生理から説明されていて、すごく分かりやすいです。全部読めば、精神科の処方薬はほとんど理解できると思います。

 

服薬指導に活用できる

専門家だけでなく一般の人が読んでも理解できるようにやさしく説明されています。服薬指導の参考にもなるので、おすすめです。

https://item.rakuten.co.jp/bookfan/bk-4260038303/

 

新人薬剤師が勉強する本を選ぶ時のコツ

先輩薬剤師におすすめ本を聞く

薬剤師

薬局によって、重点的に勉強しなきゃいけない内容は違います。本を選ぶときは、先輩薬剤師におすすめを聞いてみるのもイイかもしれません。

 

高額本が多いので、貸し借りは当たり前

専門書は高額なものも多いです。自分で全部揃えようとすると、かなりの出費になってしまうので、同僚や同期の間で貸し借りをしてみるといいかもしれませんね。

先輩薬剤師もそうやって貸し借りして勉強してきている人が多いので、快く貸してくれると思いますよ。

 

新人薬剤師が勉強する本を選ぶ時の注意点

  • 学生時代の教科書は侮れない

教科書

あれこれ本を選ぶ前に、学生時代に使っていた教科書を見直してみてはいかがでしょうか?学生時代には気づけなかった、現場で役立つ新たな発見があるかもしれません。

 

薬局に置いてある本も活用しよう

薬局のスタッフ全員で共有しておきたい内容の本は、経費で購入して、みんなで読めるようになっているかもしれません。配属された薬局の本棚は、要チェックです。

 

まとめ

  • 新人薬剤師の本でおすすめは、幅広い内容で読みやすい本
  • 小児科配属された新人薬剤師が読むべき本は、お母さん目線で書かれている本
  • 皮膚科配属された新人薬剤師が読むべき本は、写真が多い本
  • 精神科配属された新人薬剤師が読むべき本は、服薬指導に活かせる本
  • おすすめ本を、先輩薬剤師に聞いてみよう
  • とりあえず、手持ちの教科書で勉強するのもアリ