薬剤師以外の他の仕事

 

薬剤師
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薬剤師以外の違う仕事は何がある?

別の仕事の具体例を挙げたよ!転職する上での注意点やアドバイスもまとめているよ!

薬剤師マン
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  • 薬剤師以外の違う仕事は何がある?【別の珍しい仕事一覧】
  • 薬剤師以外の別の仕事を選ぶ時の注意点
  • 薬剤師免許の使い道ポイント
  • 薬剤師として働きたくない人へアドバイス

をまとめました。

 

薬剤師以外の違う仕事は何がある?【別の珍しい仕事一覧】

予備校講師

  • 教えるのが好きな人にオススメ!

薬剤師の予備校で、現役薬学生、国家試験をパスできなかった人、薬剤師を目指し再受験をする社会人に向けて、国家試験対策のサポートをする仕事です。

薬剤師になった人は、みんな国家試験に合格していますよね。合格するために、たくさん勉強したと思います。

でも、薬局や病院で働いていると、勉強したけど、仕事では全然使っていない内容も結構あるんじゃないでしょうか。

今まで勉強したことや経験したことを全部活かせる仕事が、予備校講師です。

 

「あんまり勉強は得意ではなかったんだよね、、、」

「国家試験落ちちゃって、浪人していた、、、」

そんな人でも、その経験は講師として、生徒の支えになるはずです。

 

メディカルコピーライター

  • 医療系っぽくない仕事をしたい人にオススメ!

主に、医療系の広告代理店や制作会社、製薬会社で使用するプロモーション資材のための原稿を書いたり、編集をしたりする仕事です。

ざっくりいうと、一般的な広告代理店で働くイメージです。

  • 文章を書くのが好きな人
  • 薬学は活かしたいけど薬剤師っぽくない仕事がしたい人
  • 英語が話せる人

には、すごく向いていると思います。

薬剤師として働いていると、「正しい情報を提供したり、患者様の安全を考慮することは当たり前!」ですよね。

きちんと責任をもつことを当たり前として働いている薬剤師は、クライアントにも重宝されます。

 

メディカルアロマセラピスト

  • 漢方を学ぶのが好きだった人にオススメ!

メディカルアロマセラピー

アロマセラピーと聞くと、マッサージやリラクゼーションのイメージがありますが、メディカルアロマセラピーは、一般的なアロマセラピーとは少し異なります。

メディカルアロマセラピーは医療や福祉、介護の現場でアロマや精油を使用して、心や身体の不調を予防、軽減させることを目的とする仕事です。

薬剤師の皆さん。漢方、学びましたよね?

アロマを学ぶって、漢方を学ぶことと似ています。アロマセラピーアドバイザーの資格を持っている人も、薬剤師には多いですよね。

薬剤師としては働きたくないけれど、医療関係の仕事や人を助ける仕事がしたい人におすすめです。

メディカルアロマ検定というものがあるので、まずは検定を受けてみるというのも手かもしれないですね。

>>>メディカルアロマ検定(日本統合学協会)

 

学校薬剤師

  • 薬剤師として経験年数がある人の副業としてオススメ!

学校薬剤師は、学校の環境衛生(採光、照明、換気など)について検査し、子どもにとって快適な学校環境をつくる仕事です。 薬品類の使用や保管等はもちろん、健康相談や保健指導もおこなっています。学校薬剤師の仕事内容は、「学校保健安全法執行規則」に載っています。

学校薬剤師として働くために必要な資格は、薬剤師免許だけです。しかし、薬剤師だから誰でもなれるわけではなく、

  • 教育にふさわしい人間性を持つ
  • 教育に正しい理解を持つ
  • 職務に必要な知識の研鑽

が必要です。(薬剤師部会で定めています。)

学校薬剤師は年に数回、多くとも月に1回ほどの勤務です。そのため、一般的に学校薬剤師としての仕事は、薬局や病院で働きながらやる人がほとんど。 転職まではいかないけど、薬剤師以外の仕事もかじりたい人にはいいかもしれません。

 

麻薬取締官

  • 狭き門!責任感の強い29歳以下の人にオススメ!

麻薬取締官

麻薬取締官は、特別司法警察員として薬物犯罪に関する捜査や取り締まりなどを行う仕事です。

麻薬取締官になるには、

  • 国家公務員試験一般職試験の「行政」もしくは「電気・電子・情報」に合格している
  • 29歳以下の薬剤師もしくは薬剤師国家試験合格見込の者である

ことが条件です。 麻薬取締官は、日本全国で260名程。狭き門ですが、責任感が強く、やりがいを求めている人には向いていると思います。

 

薬剤師以外の別の仕事を選ぶ時の注意点

年収が低くなることもある

年収減

薬局や病院で働いていると、新卒から給料はとても安定していると思います。会社の業績に左右されることも、ほとんどないのではないでしょうか。

キャリアチェンジは、未経験からのスタートになるので、必然的に年収は下がる可能性が高いです。もちろん、長期的に見れば薬剤師より稼げるなんてことも十分あり得ます。

 

現場から離れることで、薬剤師としての知識が抜けていく

当たり前のことですが、今まで積み重ねてきた知識は、現場を離れると、驚くべきスピードで抜けていきます。

2年に1度は薬価改定もありますし、新薬もどんどん出てきます。薬局や病院で働いていると、新しい情報が常に入ってくる環境ですが、別の仕事をしている場合は、新しい情報は自分で積極的に学んでいく必要があります

今後薬剤師として、また働くことを考えている人は、知識が抜けないように工夫しないといけないですね。

 

すぐに仕事が決まるとは限らない

こんなこというとアレですが、、、薬剤師の就職活動、楽でしたよね?

もちろん例外はありますよ!!数人しかとらない病院は倍率が高いでしょうし、MRを受けた人なんかは自己分析したり、一般的な就職活動をしていると思います。ただ、他の学部の人のように、エントリーシートを書いて、みんな何社も受けて、なんてことはしていない人が大半なのではないでしょうか。

転職なので、新卒の就職活動とはまた違うかもしれませんが、やはり転職活動は大変になると思います。薬剤師に比べると、仕事先がそもそも少ないですし、空きを見つけるのも一苦労です。面接の準備はしっかりやりましょう。

どうしても、薬剤師ではない別の仕事をしたい場合は起業してしまうというのもアリです。

 

薬剤師免許の使い道ポイント

  • 情報を提供する上での信頼性が高まる

専門家という肩書きがあると、情報の信頼性は高まります。人に教えたり、医療関係や医薬品関係の文章を書くときは特に、薬剤師であることがプラスになります。

自分が本を読んでいて、医師監修や薬剤師監修と書いてあると、内容に対し安心できますし、予備校で教わるなら、薬剤師免許がある人に教わりたいですよね。

 

  • なかなかない人材になれる

逸材

薬剤師免許を持っている人が、薬剤師をしているのは普通だと思います。

でも、例えば「作家として働いていますが、薬剤師免許も持ってます。」と聞くと、「えっ!?どうして作家を選んだのだろう!?」って興味を持ちませんか?

関係のない職業や資格を掛け合わせていくと、人から興味をもたれやすくなります。そして、肩書きが多いことで、仕事の幅もぐんと広がります

薬剤師の免許は、簡単に取れるものではないので、武器として結構使えますよ。

 

薬剤師として働きたくない人へアドバイス

無理に免許を使う必要はない

薬剤師だからといって、薬剤師として働かなくてはいけないわけではありません。車の免許を持っている人でも、運転しない人がいるのと同じことです。

「高い学費を払って大学に通って、やっと薬剤師になったのに、薬剤師として働かないなんてもったいない!」と思ったり、そう言う人がいるのも、よくわかります。

しかし、一度きりの人生、イヤイヤ働くほうが、よっぽどもったいないです。好きなことをしませんか?

 

転職するなら、自分の向き不向きを考えてから

向き不向き

「好きなことを仕事にしたい!」というのは、誰もが思うこと。ただ、やはり人には向き不向きというのがありますよね。

薬剤師だったら「患者様と話すことが楽しい!」とか、「新しい知識を増やしているほうが好き!」とか。

今の仕事が嫌になっている時は、違う仕事が光って見えてしまいます。自分に向いていない職業に転職してしまわないよう気をつけましょう。

 

今の職場が嫌なだけかも?場所を変えるのもあり

もしかしたら、今の職場が嫌で、薬剤師の仕事をしたくないと思っていることもあります。

  • 忙しすぎる
  • 暇すぎる
  • 同じような仕事しかさせてもらえない

など当てはまる点があれば、薬剤師として違う職場に転職してみてもいいかもしれません。

 

まとめ

  • 薬剤師以外の違う仕事を選ぶ時は、収入や働き先をチェック
  • 免許を持っていることで、信頼度はアップする
  • 薬剤師として働きたくなければ、職場環境を変えたり、資格をとって自分をアップデートしよう
  • 世の中にはたくさんの仕事があり、今でも増え続けている
  • 薬剤師として働くことがすべてではない
  • 働き方を模索し続けよう