薬剤師の国家試験で多浪生が出る原因は？
受からない理由と、改善策を見ていこう！
- 薬剤師の国家試験で多浪生が出る原因
- 薬剤師の国家試験は難しいのか
- 多浪生の苦しいつぶやき
- 受からない人の改善策
- 薬剤師の国家試験に落ち続けることを防ぐポイント
をまとめました。
薬剤師の国家試験で多浪生が出る原因は？
モチベーションの低下
国家試験に向けて猛勉強したのに、返ってきたのは不合格という結果です。
今までの必死の努力がムダになり、モチベーションが低下します。
環境の変化
学生の時には、そばに勉強する環境がありましたよね。
でも、大学を卒業して浪人を始めると、誘惑がたくさんあります。
自分の強い意志がないと、勉強に集中できる環境が作れないのです。
薬剤師の国家試験は難しい？
- 傾向が変化している
国家試験の傾向は、暗記して答える問題から、考えて解く問題に変わってきています。
今の社会に求められているのが、臨床現場で応用力のある薬剤師だからです。
そのため、ただの丸暗記では解けない、難しい試験になっています。
薬剤師の国家試験の多浪生の苦しいつぶやき
既卒者の合格率が低い
既卒の合格率がこんなに年々下がってたらもう受からないんじゃないかなって思えてきた
— J (@jurioxox105) March 25, 2019
第102～104回薬剤師国家試験の全体合格率は、約70%です。
でも、新卒合格率は約85%なのに、既卒合格率は約40～50%。しかも、年々低くなっています。
浪人生のうち、半分以上が毎年不合格になっているのです。 厳しい現実が見えますね。
お金の問題がある
やっぱりどうしてもお金の問題にはぶち当たるよね でも資格さえ取れれば取り戻せるから耐えるしかない
— yakustudy105 (@yakustudy105) March 27, 2019
浪人をしている間は、薬剤師として働くことはできません。
でも、浪人生活には、お金がかかります。
生活費に加えて、予備校に1年間通うだけで、100万円以上することもあります。
参考書や問題集も、毎年内容が更新されるので、新たに購入する必要があるでしょう。
家族に全面的に支えてもらう多浪生もいますが･･･
働きながら合格を目指すなら、仕事と勉強を両立できないといけません。
薬剤師の国家試験に受からない人の改善策
予備校に入る
誰かに相談できる、勉強に集中できる環境を作るには、予備校が近道です。
宅浪での合格も不可能ではないです。
でも、一人きりで、モチベーションを持って自己管理するのは、かなり難しいでしょう。
勉強方法を変える
今までと同じ勉強方法で、合格はできません。
自分の勉強方法を見直しましょう。
覚えきれないなら、例えば病態と薬物治療と薬理はつなげて、芋づる式に理解すると良いです。
単純な暗記の部分は、自分で語呂合わせを作るのもおすすめです。
もし予備校に通うなら、先生に勉強方法を相談すると良いでしょう。
薬剤師の国家試験に落ち続けることを防ぐポイント
丸暗記ではなく、理解する
国家試験は、知識の丸暗記だけでは決して合格できません。
内容を理解することで、はじめて応用問題が解けるようになります。
仲間を作る
先ほども書きましたが、一人きりでモチベーションを持ち続けるのは難しいです。
1年間、モチベーションのためにも、一緒に目標に向かう仲間を作りましょう。
予備校はもちろん、TwitterなどSNSでも、合格を目指す仲間が見つかります。
諦めないことが何より重要
諦めないこと、これが一番大切です。
まず、薬学部は卒業試験が難しいです。
6年間のカリキュラムと、卒業試験を突破したなら、必ず国家試験は合格できます。
まとめ
- 薬剤師国家試験で多浪生が出る原因は、モチベーション低下や環境の変化。
- 試験問題は、傾向が変化して、難しくなっている。
- 既卒者の合格率は低い。浪人生活ではお金の問題も。
- 予備校に入るなど、環境を作って、勉強方法を改善する。
- 諦めず勉強することが大切。
